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保健師と助産師

保健師と助産師に関して記載しているページです。

 

保健師は、保健師助産師看護師法において、「厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者」と定めていて、大学や保健師養成校にて所定の教育を受けた後、保健師国家試験に合格して得られる国家資格です。

 

保健師は、主に都道府県・市町村などの公的機関である保健所で保健行政に従事する「行政保健師」と企業の産業保健スタッフとして勤務する「産業保健師」、学校等で学生と教職員の心身の健康保持に努める「学校保健師」の3つに分類されます。

 

保健師免許を得るためには、看護師国家試験に合格した上で、所定の保健師養成課程(1年以上)を修了し保健師国家試験に合格する必要があります。

 

「助産師とは厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子」と保健師助産師看護師法3条に規定されている通り、女性しか助産師になることはできません。

 

看護師をはじめとした国家資格で性別による制限が加わっているのはとてもまれなケースです。

 

2001年に法改正があり助産婦から助産師へと名称変更がされました。男性への助産師資格の開放は時期尚早ということで見送られています。

 

分娩介助、臍帯の切断などの助産行為を行えるのは、医師および助産師です。このなかで助産師が一人で行えるのは、正常な経過の妊娠分娩に関しての助産行為だけです。

 

助産師が行えないような正常ではない分娩などの場合などは医師の措置が必要になります。

 

助産師の仕事は、女性の妊娠、出産時期においての監督・助言、分娩介助、新生児や乳児のケアなどと幅広いです。