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変化の激しい時代は、こころで物事を判断していては、右往左往してしまいます。
いかに腹の部分まで落とし込むかが大切になってきます。
40年以上続いた大型スーパーが先日閉店しました。
店長をはじめとした従業員の方が、下ろされていくシャッター越しに手を振ってくれたり、深々と挨拶をしたりしていたのが印象的でした。
愛用している家電製品の会社が大規模なリストラを行うニュースには驚きました。今使っている製品の保証はどうなるかというよりも、経済全体の先行きが気になりました。
経済情勢に関しても12月に他国が利上げの方針を打ち出したので、その影響が徐々にでてくるはずです。蛇口を目いっぱい開いた状態を絞っていくのですから、当然周りでも影響が出てきます。
どうやら時代は激しく動いているようです。印象としては大きな組織が分社化したり、小規模な店舗に切り替えたりしているようです。
実際先程のスーパーを運営している持ち株会社が展開しているコンビニのようなミニスーパーは人気があるようです。
大企業だから安泰。中小や個人だから不安定という事ではなくなってしまったのが現在なのです。
いずれにしても今までの常識が通用しなくなっていることは確かです。
この様な変化の激しい時代を乗り越えるにはもちろん今までと同じやり方では通用しません。意識を変えるしかありません。
仕事、住む場所、付き合う仲間などです。
変化の激しさを緩和する方法は、様々な事態を想定しておくと安心です。大卒だから、大企業だからリストラが無い、金利が低いからいくら借金しても心配ないという考えではこれからは大変です。
海岸付近で地震に遭遇したら出来るだけ、高い所を目指して移動するのが鉄則です。津波の速度は時速200キロ以上と言われています。足元に海水が来てから逃げていては手遅れになってしまいます。
同じように激しい変化を予想して日頃から行動していないと、実際に大きな変化が目の前で起こった時に固まって身動きが取れなくなってしまう事が多いです。
リストラされるかもしれない、金利が上がるかもしれないという考えで行動しているといざその現象が目の前に起きたとしても対応は可能です。
そのような考えで行動していると大難は小難で収まる事が多いものです。
看護の現場でもこれから高齢化社会の影響などで今まで対処出来ていた方法が難しくなってしまう可能性もあります。
自分の力では対応できない場合などは、新天地で活躍する事も選択肢の一つとして残しておくとようでしょう。
バリューと呼ばれる事があるのが価値観。その意味する事は「大切にする考え」「何を大切にするか」です。
価値観が大切になるのは、他人や企業と一緒に物事を進めていく時です。個人では結婚して同じ家で暮らす時に、企業では入社や転職の時に双方一致している事が求められます。
例えば、お金が第一な人と健康が第一な人が一緒になったら、日々の生活は意見の対立の連続でうまくいかないはずです。
お金第一主義の人は、食事は安ければ安い程よいと考えるでしょう。一方健康第一主義の人は、食事は多少高くても良い物を選びたいと思うはずです。
健康第一主義の人同士なら、大枠はおなじなので、どの食材を選ぶかなど細かい部分の相違は互いに妥協できる部分も出てくるものです。
会社にも企業文化があるので、価値観はある程度事前に知ることが可能。ただ、実際の人間関係や価値観は働いてみて確かめないと体感出来ないのが難しい所ではあります。
人に役立つ仕事がしたい方が、利益第一主義の会社に入社したとすると、大変です。毎日が苦行の連続になってしまうので、出来るだけ早く、価値観が合う企業を探すべきです。
価値観が同じか違うかは結婚や入社の前に分かればよいのですが、なかなか分からない部分も存在します。
その点結婚前の同居期間や入社前の職場見学やインターン、紹介予定派遣などを活用したいものです。
仕事を失う恐怖は選択肢が有るか無いかによって大きく左右されます。選択肢とは個人のスキルや貯金、年齢などによって左右されてしまいます。
最近では副業があると、いざという時に強い味方になってくれるので、副業を始めた人もいらっしゃるかもしれません。
反対に、1つの職場でしか働くことが出来ないなら、収入や待遇アップも望めません。それは雇う側に立ったときに分かるはずです。
分かりやすい例では、ネットオークションでの商品の取引です。明日中にお金が必要な時など、出来るだけ早く売却したいと思うなら、購入価格よりもはるかに低い金額でも、取引してしまうことでしょう。
日頃から心がけたいのは、少しでも多くの選択肢を持っていることです。年齢などは仕方ないですが、スキルや貯金ならある程度コントロールできます。
退職代行会社や人材紹介会社の担当者と良い関係を結んでおくのも選択肢を増やす働きがあります。
いざ選択肢を手に入れたら、いつでも仕事を辞められる状態になっているかもしれません。
大切なのは、実際に辞める選択をすることではなく、いつでも辞められる状態にあることなのです。
資産にはいろいろな種類があるので、どのようにポートフォリオを組むかが大切です。
ポートフォリオとは金融商品の組み合わせのことを言います。
例えば、すべて同じ動きをする資産をもっていると、物価が上昇する時には、実質的な価値が目減りしてしまうのです。
反対に、物価と連動するように、価値が上がる資産を持っていたら、物価上昇局面として有名なインフレが起こったとしても、あまりダメージを受けずに済むのです。
実物資産として有名なのは、不動産や金などの貴金属です。貴金属の値段は、有事の際に値上がりする傾向があり、世界情勢が不安定になると、高くなりがちです。
金融資産として有名なのは、お金と株や債権などのリスク資産が代表的です。
物価が上昇しているインフレの時代は、相対的にお金の価値が低下してしまうので、お金を実物の資産にしておくことが昔から行われています。
反対に、お金の価値が高まるデフレ時代は、黙って現金を握っているだけで、生活が楽な状態が続くと言われています。
経済は好況や不況と同じく、インフレとデフレが不規則に発生することがあるので、資産を1種類だけにしておくと大変なことも起こりえるのです。
現金の魅力は交換価値にあります。現金さえあれば食べるのにも困りませんし、好きなものやサービスと気軽に交換できます。
野菜作りが苦手な人なら、野菜を作らなくても、お金を稼げれば、野菜が手に入るので貴重な存在といえます。
現金の価値は、モノの値段が上昇すると、下落してしまうので、そのような事態が想定されるなら、出来るだけ実物資産といわれるものと交換しておきたいものです。
海外では通貨の価値が下がると言われている時に、家電製品と交換した人が多かったと聞いたことがありました。
病気やケガなど万が一の時にも頼りになるのが現金です。
他の資産なら、一度換金しなくてはいけないので、不利なレートだったら損することも考えられます。
家電製品などの実物を自宅に余分にストックしておくのは場所も必要ですし、月日の経過とともに古くなって他人には売れなくなってしまいます。
一方、金(ゴールド)なら、安全な保管場所さえ自宅に用意できれば、コンパクトに収納できますし、自宅で保管したくなければ、貸金庫を利用することもできます。
また、金なら家電製品や野菜のように、時間とともに劣化することもほとんどありませんので、長い間輝いた状態を維持し続けてくれるので、昔から多くの人が金を求めているのも納得できますよね。
金は持っているだけでは、株のような配当も、貯金のような利息も生み出してくれないので、積極的にお金を増やしたい方には向いていません。
ただし、安い時に購入した金が、いつの間にか値上がりしていることも珍しくありません。
金を購入する時は、出来るだけ高くない時期を狙って購入したいものです。
金の価値は世界中で多くの人が認めているので、持っているだけで安心感があります。
また、自宅に置いてある金地金や金コインを眺めているだけで、なんだか勇気付けられるものです。
希少性という面ではプラチナも魅力ですが、人気や価格では金に優位性があります。
金もゴールドトレードオンライン(GTO)などのように、ネットで取引ができるので、自宅に現物を置いておきたくない方は、ネットで売買するのも一つの方法です。
自分で住んでいるだけでは、お金が出て行く一方なので不動産の良さは実感しづらいかもしれません。ですが、賃貸住宅を手にして、他人に貸す側に立つと、収益をもたらしてくれる不動産の真価を実感できるでしょう。
お金や金を自宅に置いておくと心配なのが盗難です。一方、不動産ならその心配もありません。建物なら焼失や自然災害のリスクもありますが、土地に関しては自然災害でもあまり影響がありません。
金と同じく実物資産の仲間ですが、金は毎月お金を生み出してくれないのに対し、収益用の不動産なら、毎月家賃を得ることも可能です。
建物なら劣化してしまうことがあっても、不動産なら劣化の心配がないので、駅前とか日当たりが良い土地を手に出来たら、できるだけ長く持ち続けたいものです。
不動産を手に入れたくても、ある程度の元手がなくては、物件を入手することはできません。一方、株式なら不動産よりも、かなり少ない金額で手に入れることができます。
株の収益機会は持っている時は、配当や株主優待でじっくりインカムゲインを手にすることができます。
一方、買った時よりも、値上がりしていれば、売る時に売却益(キャピタルゲイン)も狙えるので、お金が増える喜びを実感しやすいです。
ただし、銘柄選びは大切で、よく財務内容や将来性を見極めないで購入してしまうと、最悪倒産してしまうこともあるので注意が必要です。
どうしても、どの銘柄を選んだらよいのか分からない方は、株式投資のプロが高騰期待銘柄を絞り込み【旬の厳選10銘柄】などを利用するのも良いかもしれません。
このように、現金以外でも、不動産、金、株といろいろな種類の資産があるので、資金や好みに応じて資産を柔軟に組み換えていけば、経済的な困難に直面したとしても、なんとか乗り越えていけるかもしれません。