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自分と未来は変える事は出来ます。他人と過去は変える事は出来ません。
身近に起きた出来事を通して他人を変える事の困難さを実感しました。
私事で恐縮です。実の親は循環器系の発作で救急病院に搬送され1ヶ月後くらいに急変し他界しました。
元気になったら今までの生活習慣を変えてくれるのではという期待があった矢先の出来事でした。このような事もあり私自身体調には人一倍気を付けるようになりました。
姉は通勤途中に手の痺れを感じそのまま病院に向かいました。病院の配慮で一般外来では無く救急外来での診療を行ってくれました。
診断の結果循環器系の病気でもう少しで発症するところだったとのことでした。
私の所に連絡が入った時は全くの予想外の出来事で気が動転していました。
病院に駆け付けた時、ICUでな無く一般病棟に移ったという事を看護師の方に聞き少しホッとしましたが姉はしばらく入院していました。
しかしここからが納得できないのです。姉は退院後もこれまでの生活習慣を変える事はありませんでした。
親の事もあったので私が「生活習慣や食事生活を直した方がいい」と何度もアドバイスしているにも関わらずです。
その病気は再発したら危ないと言われているものです。その事は本人も分かっているはずです。
しかし何を言っても姉は変わる様子がないのでアドバイスするのは止めました。なんだか自分が虚しくなってしまいます。もうその時の覚悟は私自身出来ています。
馬を水飲み場に連れていくことはできても、水を飲ませることはできないという諺がある通り、他人にはアドバイスは出来てもその人自身の考えを改める事は本人次第なのです。
だれも考えを強制的に代える事は至難の業です。
もちろん健康に良い食品などを持参したり、語気を荒らげて生活習慣を改善するように求める事は出来ます。
実行を強制したり、無理に食べさせたり、好きな物を取り上げたりすることは出来ないのです。
1件の大きな事故に至るまでには29件の小さな事故とヒヤリ・ハットした事が300件あるというヒヤリ・ハットの法則は有名です。
人間に関しても私は同じではないかと思っています。
どんなに突発的に見える病気も重篤症状に至るまでには、体がなんらかのサイン(悲鳴)を発しているのではないかと感じています。
その前段階の症状や体調不良の段階で生活習慣を改めたら大きな病気に繋がる事は少ないのではないのでしょうか。
体調不良が体に表れた何らかのサインだとしたら心のサインは「直感」や「自分の心の声」ではないでしょうか。
私の場合職場の悪い夢を見た事で転職を最終決断した事もあります。今では正解だったと思っています。
自分の心の声や直感を信じると物事は上手くいくように思います。
仕事に関しては上手くいっている時は行動する必要はありません。もし現状に不満や不安があるのなら「変われ」というサインかもしれません。
心の不調は幸い体の不調ほど重篤化する事は少ないです。ストレスを感じるようなら注意が必要かもしれません。
親と姉が循環器系の病気になったので私自身も同じ病気になるのではないかという不安はあります。
しかし様々な方法で対策をしているのでその時は仕方ないです。天命だと思い諦めます。
他人を変えるより自分の考えを変える方が遥かに簡単という事は本当でした。最後は自分自身で変わる他ありません。
転職に関しても同じでどんなに優秀なコンサルタントの方でも人の心を変える事は出来ません。何等かのヒントを提供する事は可能です。
現在は過去の選択の結果ですが未来は現在の選択の延長線上にあります。自分の決断次第でいくらでも変えることが出来るのです。