看護師専門の人材紹介サービスも民間の企業です。利益を追求するのは仕方のない事です。

 

あまりに度が過ぎる場合には他の転職紹介サービスを利用したり、ナースセンター、ハローワークなどの他の手段も考えてみましょう。

• しつこい：夜勤明けの時間帯などを考えずに携帯に電話を入れてくるような会社には気をつけましょう。
  
  看護師転職支援会社によっては連絡先を指定できる事があるので、携帯でのやりとりをあまり行いたくない方は、メールアドレスを連絡手段として指定する事も可能です。
  
  その場合はせっかくのメールを見逃さないためにも携帯メールアドレスやパソコンアドレスの場合は携帯やスマホに転送するように設定しておきましょう。
  
  もちろん迷惑メールとして弾かれないようにドメイン指定をする事をお忘れなく。

 

• 良い事ばかり言ってくる：あなたを早く入職させたいために、医療機関の良い面ばかり伝えてくる担当者には注意しましょう。
  
  出来るだけあなた自身の目と耳をフルに活用して、職場の生の雰囲気を味わってみてください。

 

• 医療機関の情報に詳しくない：悪い情報というのはあまり表沙汰になることが少ないものです。
  
  あなたが詳しく知っている知っている医療機関に関して担当者が情報を持ち合わせているかをチェックしてみましょう。

 

• 約束を守らない：規定の日数在籍しているのに様々な言い訳をしてお祝い金を支給しなかったり、入職後のサポートをしてくれない会社もあるようです。
  
  特にお祝い金に関しては支給される会社に関しては、職種などによって支給金額が決まっているのでしっかりと担当者に確認を摂りましょう。

人間と言うのは目標に向かっていても力んでしまうと、逆効果になってしまうこともあります。担当者に対してもある程度寛容に接することが出来ると良いですね。

機械的なマッチングの限界

転職エージェントによっては、採用の数だけに注目して、機械的なマッチングを中心に行っているサービスもあります。その結果大量のメールを送りつけてきたり、強引に求人を勧めてきたりします。

 

採用の数に注目することは、果たして採用する医療機関の方を向いているでしょうか。違います。求職者の方を向いているでしょうか。これも違います。

 

多くの利益を生み出したいから、採用の数に走るのです。求職者はそれほど頻繁にエージェントのサービスを受けるわけではありません。

 

企業利益に夢中になるのは、営利企業なのだからやむを得ない面もあります。

 

しかし、量を追求しても結局は量を失うのは、口コミやネットが発達している時代の流れです。

 

量を優先した場当たり的なマッチングでは、理想的なマッチンが行われる確率は低いです。

 

早期退職などになってしまえば、医療機関と求職者双方に時間や手間などの本来必要ではなかった二次的負担が生じてしまいます。

 

就職に失敗した求職者はもちろん、求人に失敗した医療機関もその後何も言わずに、そのエージェントからは身を引くはずです。

 

次は別の転職支援会社や求職ツールを利用するはずです。もう失敗はしたくないからです。

 

良い評判を得られなかったエージェントは、次第に目標としていた量の確保がままならなくなります。

 

結果として利益も上げる事も出来なくなり、さらに強引なマッチングが行われてしまうかもしれません。

 

 

万が一、このようなエージェントにあたってしまったら、一旦は担当を替えてもらいましょう。それさえ出来なけば黙って立ち去るのみ。

 

次の担当者も同じような対応なら、会社の運営方針が「大量の機械的なマッチング」と考えられるので利用者はどうしようもありません。

 

看護師が病院の方針に従うのと一緒で、会社の方針に従うのはごく普通のこと。その担当者が悪いわけではないのです。

 

このような時は、別の転職支援サービスや転職方法を選択すると良いでしょう。

 

それが縁というものです。