現在看護師の総数は約138万人。年間約13万人前後の方が転職活動を行っていてそのうち転職サイトを通して転職されている看護師の方はそのうち三割の年間約4万人というデータもあります。

 

この数字は実際に転職をした方の数字で、転職を検討するためにサイトを利用している方を含めるとかなりの方に利用されているようです。

 

看護師専門の人材紹介会社とは厚生労働大臣の許可を受けた民間の職業紹介会社です。

 

看護師専門の人材紹介会社は医療機関から看護師求人の依頼を受けると、転職を希望している方との間を取り持ちます。言わば転職志願者と医療機関の仲人役です。

 

大手の看護師求人・転職サイトでは自分の希望に沿った医療機関を見つけやすいという事です。

 

専任のコーディネーターを付けてくれるところや親身になって相談に応じてくれる会社なども多いです。

 

そして検索機能が優れているのも転職支援サイトを使用する時に感じる利点です。希望勤務地、希望給与などから最適な結果を表示してくれるのはとても助かります。

 

代理人というのは、本人が行えば時間や労力という貴重な資産を費やさなければならない事柄も、豊富な知識とノウハウであなたにとってベストな方法を提示してくれるところです。

 

身近な代理人としては、不動産屋、司法書士、弁護士などがあります。どれも専門知識を一から勉強していては大変なものばかりです。

キャリアコンサルタントは平成28年国家資格に

「キャリアコンサルティング」とは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます（職業能力開発促進法第２条第５項）。

 

キャリアコンサルタントとは転職希望者の助言や指導（＝キャリアコンサルティング）を行う専門家です。

 

平成28年にキャリアコンサルタントは国家資格になり、看護師などと同じく、資格を持っている人以外はキャリアコンサルタントを名乗ることが出来なくなりました。

• 有資格者＝キャリアコンサルタント
• 無資格者＝キャリアアドバイザー

と覚えておくと役に立つかもしれません。

 

転職支援会社でキャリアカウンセリングを実施する者すべてが有資格者なら、キャリアコンサルタントと記載することは出来ます。

 

ただし、全ての担当者が有資格者でない時は、「キャリアアドバイザー」や「コンサルタント」などの言葉が使われているはずです。

スポーツにおける代理人（エージェント）制度

有名なものにはスポーツにおける代理人（エージェント）制度があります。

 

スポーツ界では選手の年俸交渉や移籍交渉などをプロの代理人（エージェント）に委託しているケースが多いです。

 

特に日本のプロ野球選手やサッカー選手が海外に移籍する際に、代理人が介在する場合が多いですね。

 

プロの選手が外国の担当者相手に交渉していては、練習やスキルアップに費やす時間が削られてしまいます。

 

何度も海外に足を運んでは、時間が無駄になってしまいますから。スポーツ代理人の報酬は年俸の何パーセントかを代理人報酬として受ける場合が多いです。

 

有名選手の場合は、億単位、場合によっては何十億もの報酬の交渉をまとめるのですから、代理人が受け取る報酬も莫大なものになります。

 

選手のサポートをトータルで引き受けるスポーツ代理人と異なり、看護師専門の人材紹介会社は主にあなたの入職・転職時に力になります。

 

しかし、プロという点では看護師も同様です。違うのはスポーツ代理人の場合には多額の費用がかかるのに、看護師専門の人材紹介会社は一切無料であるばかりか、報奨金まで貰えるケースがあるということです。

 

看護師専門の人材紹介会社には専門のコンサルタントが付く事が多く看護師志願者の希望に沿った仕事を優先的に紹介するのが仕事です。

 

リクルートナースフルなどの人材紹介会社によっては履歴書や職務経歴書、面接時のアドバイスなどを行っていることが多く、ホームページ上でも様々な情報を無料で利用することが出来ます。

 

せっかく無料で利用出来、場合によっては入職時などに報奨金まで受け取ることが出来るのですから、利用してみてはいかがでしょうか。メリットとデメリットは別に記載しています。

 

内定の辞退の連絡などあまり自分自身から行いたくない事もコンサルタントがあなたに代わって行ってくれることも会社によってはあります。

看護師転職支援サービスの利用フロー

 

WEBや電話で登録。WEBは1分前後で登録出来るサービスが多いです。

 

カウンセリングと個別面談又は電話面談が行われます。遠方の場合は電話面談でOKの事も。

 

非公開求人を含めた案件から紹介されます。

 

日程調整や同行同席も行ってくれる場合が多いです。

 

アフターフォローを行ってくれるサービスもあります。

 

面接同行・同席やアフターサーポートなどで若干異なる場合があります。転職サービスは地域拠点を多く設けている場合があります。その場合は面談は行いやすいでしょう。